1/50鍾馗を塗る その6

 ようやく啓蟄も過ぎて水が温む春が近づいて来ました。
 寒い作業部屋にも篭りやすい季節です。
1E394F53-875C-4A4F-95F9-D1B32E12D029.jpeg
 それでは今回の主戦力となるガンダムマーカーの出番です。
 いきなり濃い色からだと修正し辛いので、薄めから調子を見つつ濃度を上げるように塗り込んでいきます。
40B57D1A-572F-40E6-AA57-4422CB83EBB6.jpeg
 施工前の左側は銀地が綺麗に発色して新品の機体らしい感じです。
 添付に成功した50年以上前のくすんだ日の丸が不似合いなほど輝いています。
D8EBBEC7-319E-4BCA-8781-6F15A6E547E3.jpeg
 その輝く表面に、リアルタッチグレー2の細いペン先を筋彫りだけで無く鋲頭まで塗ってから、細目の綿棒で前後左右にインクを拭い取っていきます。
 残り具合は1〜3%くらいの気持ちで、自分でもわざとらしいと感じる寸前までにします。
 全面拭き終えるまで効果が有るか判らないくらいまで拭き続けます。
37105A87-FE9F-4E80-AE4B-B915A260F8F6.jpeg
 水平尾翼で比較してみました。
 右側の鋲頭に僅かな色調変化が見られ、それだけで光の反射に埋もれかけた鋲の存在が際立ちます。
 この一手間で作品が化けるので疎かには出来ません。
AC17B126-6410-4C70-88D8-CC1CB1D6179E.jpeg
 そして自身で驚いたのが、このプロペラの化け具合です。
 こちらはコピックマーカーの茶色を、エアブラシで塗った薄茶の上に滑らせただけです。
 ほんの一瞬で木目が出現した時は我ながら仰天しました。
5D1804F1-6B4F-498B-9788-4C415321F431.jpeg
 カウルと一緒にされたエンジンの彫刻を、これもガンダムマーカーとコピックマーカーで塗り足します。
 グレーに薄紫を重ね、この後は更に薄茶も加えて油塗れのギラつく雰囲気としました。
 この手法はマシーネンクリーガーから学びました。
759B689D-7C96-4477-BE63-33FD6B85B7C4.jpeg
 堪らなくなって風防と操縦士を組み合わせて撮影してみました。
 まだ主翼を塗り終えていませんが、途轍も無く良い感じに思えますが如何でしょう?
 早く完成させたくて疼々してきました。
関連記事

コメント

コメント(2)
木製プロペラ
木製風プロペラは面白いですね。
マルチマテリアルキットのように見えます。

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%82%A6%E5%B3%B6%E4%BA%8B%E4%BB%B6

ちなみに、上URLに不時着したゼロ戦の写真がありますが、見た感じプロペラは金属製でしょう。
鐘馗の方が新しいので木製である可能性は低いと思います。
ステルス性重視で木製にしたと言うIF設定ではどうでしょうか?

TW200

2021/03/20 URL 編集返信

偶然の産物なので
まったく面白いと同時に、事実とは異なる表現をどうしようか悩んでいます。
いくら末期の生産でも戦闘機なので、手間暇の掛かる木製ペラは有り得ないですよね。
でも、もうそういう考証を横に置いても楽しむ模型で良い気もしています。
考証好きな自分と、違う切り口を認めたい自分とで、実は手に付かなくなってしまった現在です。

ロジャー・サスケ

2021/03/20 URL 編集返信

コメント投稿
非公開コメント

プロフィール

仮名の世界忍者"Roger SSK"

Author:仮名の世界忍者"Roger SSK"
 ここは1970年代から現代までのキャラクター模型を主軸にした模型全般の製作記です。
 他にミリタリーミニチュア、フィギュア、古典キットなども守備範囲としています。
 拍手・感想を頂けると大層嬉しいので、同好の皆様方、どうぞ一押しをお願いいたします。

カテゴリ

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします