光硬化パテの特性を追求した利用法

 前回の更新で過去記事を引き揚げた後、充電器を外したまま放置したらMacbookが故障してしまいました。
 メモリが壊れた様子でDVDからの起動すら出来ません。
 仕方ないので更新予定の記事に代えて、過去の有用そうな記事を再録します。

 一般に光硬化パテは、肉引けがほとんど無く、紫外線や可視光線で硬化する利便性が認識されています。
 しかし便利なのはそれだけでは有りません。
 この「光で硬化する」可能性を追求してみました。
202004120037376a4.jpg
 上の写真は「青島 葵」の制作状況です。
 軽量化を図って削り過ぎた部分を復元しています。
 以後の写真は似通った形ですが、別タイトルのキットなのをご注意下さい。
20200412003941c59.jpg
 これは前髪の部品で欠けた箇所を補った状況です。
 下地を荒らして足付きを良くした箇所を、光硬化パテで整形しています。
 これだけなら瞬間接着剤でも出来ますが、削り出しは硬くて面倒ですし、エポキシパテでは長い硬化時間が必要になります。
 それらに比べると実に快適な作業が可能です。
202004120041137f0.jpg
 こちらは前髪を受ける、後ろ髪の合わせ部分の修正状況です。
 このキットは勘合が酷くて、エポキシパテでは修正作業に何時間も費やされる所でした。
 しかし前髪着手から1時間が経過した時点で、既に修正は完了済みです。

 光硬化パテは厚さ3mm以上盛ると光が届かなくて一息には硬化出来ませんが、受け口の上に部品が有る状況では同様に固まらないように思えます。
 では一体どうすれば固まるのでしょうか?
20200412004238e14.jpg
 答えはこちらの画像になります。
 先に整形した前髪の合わせ部分(内側)に離形剤を塗って接合準備をします。
 次に後ろ髪の合わせ部分(外側)に光硬化パテを盛ったら、前後を合わせたまま、強力な光源を上下左右から連続して当てます。
 レジンは透明性が有るので、強力な光源ならレジンを貫いて奥まで届くのです。
 これで被さった部品の下に盛られた部分でも、光による硬化反応が進みます。
202004120043504aa.jpg
 整形完了した部品です。
 今までの苦労が嘘のように短時間で済みます。
 この方法は光が透過すれば可能なので色々な応用が考えられます。
 ご参考になれば幸いです。
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コメント

コメント(2)
便利ですね
私も書店で売られていた物なんですが ライトと一体化している光り硬化樹脂製品を最近は使っていまして、ヒケ部分や隙間の修正やちょっとした補強や接着にも重宝してます(*’ー’*)ノ

4秒位で硬化完了しちゃいますので こういうものに慣れちゃうとパテには戻れないような気がしますが、でも量が少ないわりにちょっと高いんですよね(^ω^U)

TAKI ちゃん

2020/04/12 URL 編集返信

仮名の世界忍者"Roger SSK"
夜勤明けで
お返事遅れちゃいましたワン!(ワン?)

記事を書いた頃は、こんな便利アイテムもっと前から使えば良かったと思いましたが、ヒートペン工法を覚えてからは逆に余り使わなくなったという・・・w

いやしかし間違い無く便利!
エポキシパテを練らなくなって早や8年くらい?
ずっと在庫が冷蔵庫の中ですw

ロジャー・サスケ

2020/04/14 URL 編集返信

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仮名の世界忍者"Roger SSK"

Author:仮名の世界忍者"Roger SSK"
 ここは1970年代から現代までのキャラクター模型を主軸にした模型全般の製作記です。
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